あいうえお・・・・・・ん 詩画集
「エスプリもウイットも辛口の人間観察もあって、充分楽しみました。日本語の『一字』によってこれだけの連想の広がりを実験して見せたことは大変なことです。絵の方はとてもセンスを感じました。曲にのせて歌にでもしたい作品が沢山ありました。」
――八木幹夫
「五十音順の頭韻の試みに大石さんならではの工夫が読み取られ、挿画もそれにふさわしいメルヘンタッチ、両者相俟ってみごとな童詩の世界のでき上がっていることに唯唯感嘆しています。」
――傳馬義澄
「近来、稀にみる痛快な一冊。言葉を音(おん)と形でとらえようとする試み。絵も超一流です。」
――藤富保男
「ひらがなが、とても似合う作品群とちょっぴり気取ったイラストレーションのコラボが一味も二味も違う作品集に仕上げた気が致しました。ひらがなで書き、考え、作っていくと『詩』も『心』も優しくなるのかなァ?などと思いながら読み進めました。とても懐かしい感じの作品になっていました。」
――山本博道
「自分を言葉の牢にに閉じ込めることによって、はじめて自由になれる部分があることに気づきました。『ふ』の詩と画など心にしみ入ってくるものがあります。」
――岡島弘子
「五月の風が、頁の間から吹いて来ます。」
――御庄博美