副題:音読・暗写・多読のメソッド公開
著者:今井康人
ISBN:978-4-86228-028-2 C1082
定価1,429円+税 182ページ
発売日:2009年2月21日
紹介
英語の苦手な日本人が変わる。
学校英語は役立たないという悪評のなか、長い間の試行錯誤の果てに著者がたどりついた授業メソッドとは。
音読を中心に、おぼえた英文を書き写す暗写、やさしい英文の多読。
これで高校生の英語力が飛躍的にアップした。生徒たちも生き生きする感動的な実践記録とメソッドの公開。
大人の独習にも最適の英語上達法。
目次
はじめに
序 音読・暗写・多読に行きつくまで
模索の日々 教員になって10年の頃
嬉々として音読をする 暗写と多読
これまでの授業方法 英語学習に効果的な学習活動
他の教科への影響はどうか
Ⅰ 音読の驚くべき効果
音読・暗写の効果 リスニング力も向上
伸びない生徒の原因 もう一つの成果分析
なぜ音読が有効か 音読はいつ行うのか
音読を軸とする英語の授業 音読の回数はどれくらいか
本文の内容理解 文法と英単語について
音読の範囲 音読用の英文の選択
音読の実際 発音をどう学ぶか
リスニングについて 生徒たちの声
Ⅱ 暗写で簡単に覚える
いつ、どこで行うか 繰り返しの頻度は
生徒たちの質問 英文内容の質の差について
どこにアンダーライン(下線)を引くか
暗写でどのような能力が向上するのか
Ⅲ 音読・暗写を軸とした授業方法
「HCラウンドシステム」 システム化するために必要なハンドアウト
古くて新しい学習方法 生徒への愛情
HCラウンドシステムの成果 上質な英文から何が起こるか
感動のある教材を学習者は求めている
Ⅳ 多読の威力
いつ、どこで、どのように多読を行うか 多読の三原則
読んで楽しむ 実際の多読教材
忙しい社会人はどうしたらいいか 多読から音読へ
多読に関する教え子たちの声 感動が生徒を変える
生徒にやる気を起こさせるために
Ⅴ 独学による音読・暗写・多読 独学の初級レベル編 中級者レベル編
上級者レベル編 大学入試で威力を発揮する
音読・多読で読解力がつく 暗写で英文が書ける
短時間の大学入試対策のために 用意する教材
ベストセラー本の間違い さらに上達する卒業生たち
英語を使うこと 英語の達人たち
付録
おわりに
著者プロフィール
今井康人(いまい・やすひと)
現在、北海道函館中部高校に勤務。1960年生まれ。札幌大学外国語学部英語学科卒業。
平成15年度から6年間、SELHi(文部科学省指定事業スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール)研究主任。函館英語教員研究会主宰。
北海道高等学校英語教育研究会授業力向上アップセミナー講師委員会代表。実用英語技能検定面接委員。日本英語授業研究学会会員。
日本バスケットボール協会公認コーチでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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