著者:上野千鶴子
ISBN:978-4-86228-0619 C0036
定価 1,400円+税 272ページ
ジャンル[社会]
発売日:2012年 10月16日
紹介
『おひとりさまの老後』より断然面白い!
・女友だちがいれば安心。
・セックスは妻たちより充実しているという調査結果。
・アラフォーおひとりさまの要注意点。
・男おひとりさま、幸せになれる人、幸せになれない人。
・お墓はいらない。
・女はあなたを看取らない。
・団塊逃げ切り世代説の非難をどう考える?
・みんな「おひとりさま」の時代を生きるコツ。
目次
Ⅰ 「私」を語る
1 「女の成熟」って
2 「女遊び」のたのしみ
3 女の友情
4 遠距離介護の経験
5 アラフォーおひとりさまへ
Ⅱ 「おひとりさま」の老いと死
6 向老学のススメ
7 「男おひとりさま」──幸せに暮らせる人、暮らせない人
8 お墓はいらない私が願うこと
Ⅲ 「みんなおひとりさま」時代の男と女
9 ひとり旅のススメ
10 シングルはモラトリアムか?
11 女はあなたを看取らない
12 「みんなおひとりさま」時代の社会の設計
13 「おひとりさま」が「安心して死ねる介護サービス施設」の探し方
Ⅳ 「おひとりさま」のセックス
14 この40年間で女のセックスは変貌を遂げたか?
15 シングルの特権! 選べるセックス
Ⅴ 団塊世代はどこへ?
16 団塊世代の女性、これまでとこれから
17 世代間対立という罠
補論 団塊ジュニアが生きる社会
あとがき
著者プロフィール
上野千鶴子(うえの・ちづこ)
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。
東京大学大学院教授をへて、現在、東京大学名誉教授、立命館大学先端総合学術研究科特別招聘教授、ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)理事長。
2011年度朝日賞受賞。
著書『セクシィ・ギャルの大研究』『近代家族の成立と終焉』(サントリー学芸賞受賞)『家父長制と資本制』『「女縁」を生きた女たち』(以上、岩波現代文庫)
『スカートの下の劇場』(河出書房新社)『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)『おひとりさまの老後』『男おひとりさま道』(以上、法研)
『ひとりの午後に』(NHK出版)『女ぎらい』(紀伊國屋書店)『ケアの社会学』(太田出版)ほか多数。