ポスト全体主義時代の民主主義

著者 ジャン=ピエール・ルゴフ 

訳者  渡名喜 庸哲(となき・ようてつ)
    中村督 (なかむら・ただし)

書評

・・・表立った「パニック」もなく、なんとなく「平静」を保っている日本という国の権力機構は、単一的な批判では批判しつくすことの出来ない奥行きとしたたかさを持っている。・・・一体この国は何なのだという疑問をあらためて問う必要がある。本書は、その意味で、多くの示唆をあたえる。

 ――粉川哲夫(図書新聞、2012年2月4日)

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