ポスト全体主義時代の民主主義

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著者 ジャン=ピエール・ルゴフ
訳者 渡名喜 庸哲(となき・ようてつ)
    中村督 (なかむら・ただし)

  • 2011年 11月24日発売予定
  • 四六判、並製、305ページ
  • 定価 2,800円+税
  • ジャンル[政治・社会]
  • ISBNコード 978-4-86228-056-5 C1031

【フランス最高の知性による問題作】

意味の「解体」が進行する現代社会
「68年5月」は人々の欲望を解放する一方、社会、文化を「解体」した。80年代の「現代化」と「マネジメント」はその流れを決定づけた。68年を脱神話化し、現代フランス社会における脱人間化プロセスを通じて現代民主主義社会の病理をえぐる。

著作者について

著者 ジャン=ピエール・ルゴフ

現代社会の脱人間化を深く問うフランスの代表的知識人。
フランス国立科学研究センター(CNRS)研究員。1949年生まれ。専門は政治社会学。
著書 『六八年五月 不可能な遺産』『穏やかな野蛮 企業と学校の盲目的な現代化』 (未邦訳)

訳者 渡名喜 庸哲(となき・ようてつ)
    中村督 (なかむら・ただし)

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