不登校・ひきこもりを生きる

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著者 高岡 健

  • 2011年 3月15日発売
  • 46判、並製、229ページ
  • 定価 1,600円+税
  • ジャンル[心理学・教育]
  • ISBNコード 978-4-86228-048-0

【ひきこもりを認めること】

不登校・ひきこもりの本質とはなにか。親はどうすればよいのか。
集団を拒否する不登校・ひきこもりは、一人で自分や空想の他者と対話し、再生していく貴重な体験。そのプロセスを保障することがなにより大切だと著者は主張する。
親や周囲がその状態を否定的に捉えて非難したり、外に無理やり引き出そうとすると、ひきこもりをいっそうこじらせたり、家庭内暴力などの悲劇を生む。
すぐれた精神科医が、世間一般の見方を転換し、さらに、対応の原則など100の疑問に答える。

著作者について

高岡 健

現在、岐阜大学医学部准教授。精神科医。日本児童青年精神医学会理事。1953年徳島県に生まれる。岐阜大学医学部卒業。岐阜赤十字病院精神科部長などを歴任。
主な著書『人格障害論の虚像』『新しいうつ病論』『別れの精神哲学』(以上、雲母書房)『引きこもりを恐れず』『時代病』(吉本隆明氏と共著)『こころ「真」論』(宮台真司氏らと共著)(以上、ウェイツ)『孤立を恐れるな!』『学校の崩壊』(以上、編著、批評社)『16歳からの〈こころ〉学』(青灯社)『精神鑑定とは何か』(明石書店)ほか