「よい子」が人を殺す
著者:尾木直樹書評
・・・なぜ家庭内でよい子による殺人事件が頻発するのか。・・・本書を読んで、疑問が氷解した。立派な家庭だからこそ、子供による親の殺人事件が起きているのだ。
――森永卓郎(経済アナリスト)「毎日新聞」2008年9月12日
・・・著者は最近の家庭内殺人事件を分析し「砂のようにバラバラの状態でカプセルの中に詰め込まれた「カプセル家族」の危機と二極化する格差社会の深刻化」と指摘する。特に「よい子」たちが置かれている状況を考察、無差別殺人事件についても言及していく。 著者の提唱するのは広い視野に立ったキャリアデザイン教育。
――「新潟日報」2008年10月19日、ほか多数の地方紙