米国はいかにして世界経済を支配したか

著者:萩原伸次郎

書評

・・・覇権国家アメリカ弱体化の原因を明らかにするのが、いま世界経済の本質をとらえるには何よりも必要となっています。そのためにも戦後アメリカが資本主義経済を以下に支配してきたかのメカニズムを客観的に追求せねばなりません。本書はこの問題に真正面からとりくんでおり、時宜にかなったものといえます。・・・市場と国家権力との関係など深めてほしい論点もおおくありますが、現在の世界経済が直面している課題を理解するには欠かせない好著です。

             ――今宮謙二(中央大学名誉教授)「しんぶん赤旗」2008年9月14日

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米国はいかにして世界経済を支配したか