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日本経済 見捨てられる私たち 2月2日発売

目からウロコの日本経済の現状分析

 ここ10年、経済格差が広がり、人々の暮らしがきびしくなってきた。自殺者も急増している。一方、大企業は今日、空前の収益をあげているが、社員は豊かになっていない。
これはなぜなのか、いったいどう考えればいいのだろう。一般に流布している見方は、「生活が苦しいのはグローバル化の影響で、日本経済を救うには構造改革や小さな政府が必要だ」というもの。著者はこの通説を、真っ向から否定する。
暮らしがきびしくなったのは、労働市場の規制緩和等、構造改革の結果であり、構造改革こそが、家計の収入を減らし、その減額分を大企業の収益に移転する政策だったと、実証的に解き明かす。
小泉改革以来の経済政策を徹底的に批判し、暮らしを豊かにする政策を明快に提言する。

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日本経済 見捨てられる私たち 青灯社ブックス1